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ナポレオン フーシェ タレーラン 情念戦争1789-1815 (講談社学術文庫)
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どうすれば物欲(金銭欲) と性欲という二大 情念 に捕らえられている人間を解放できるかという問題が二十世紀の大きな課題だったわけで
この新秩序においては人の情念の増すほどに多くの活力と財力が得られるだろうということを知って、私はこんなふうに推論した。すなわち、神が情念引力にこれほど多くの力を与え、その敵である理性にはごくわずかしか与えていないというのも、あらゆる点で引力を満たすこの 累進 セクトの秩序にわれわれを導くためなの
第一段階は、視覚、聴覚、触覚、味覚、 嗅覚 の、いわゆる五感の物質的情念。これらの低位情念はかならずや、 奢侈 をめざす。いうまでもなく、食欲、性欲、物欲などの基本的欲望は、ここに含まれる。そして、これらの物質的な五つの情念の奢侈は、社会においてはすべて金銭を 媒介 にして行われる。なぜなら、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚がいかに健康で敏感であっても、それを満足させる外部的な要因たる「金銭」がない限り、贅沢願望は満たされないからで
第二段階の基本情念は四つあり、それはいずれも精神的・感情的な情念であり、集団においてのみ働く。 六番目 家族あるいは血縁集団における親子情念 七番目 カップルにおける恋愛情念 八番目 同性集団における友情情念 九番目 同志集団における名誉情念、あるいは協調
十番目 陰謀(密謀、分裂) 情念 十一番目 移り気( 蝶々、変化) 情念 十二番目 熱狂(複合、かみあわせ) 情念 十三番目 調和的(統一的) 情念 フーリエによれば、われわれ文明人は、一番目から九番目までの情念をすべて充足し、外目にはこれ以上はない幸福を手に入れたとしても、最後の四つの情念の 萌芽 をいささかでも有しているときには、それが満たされない限りけっして幸福にはなりえないと
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