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グッチの戦略―名門を3度よみがえらせた驚異のブランドイノベーション
www.amazon.co.jp/dp/B00Q44HXKQ
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ブランドコンサルティング会社インターブランド社の2014年 10 月の公表データによると、グッチのブランド価値は103億8500万ドル(約1兆1137億円 ★ 1)で全世界のブランドの中で 41 位である。図表0-1はインターブランド社による各ラグジュアリー企業(一部、ファッション企業を含む)のブランド価値を算出したものをグラフ化したものである。ここで明らかなように、ラグジュアリーブランドの中ではルイ・ヴィトンが1位で225億5200万ドル(約2兆4185億円 ★ 2)であり、グッチは2位となる。
業界トップのブランドであるルイ・ヴィトンは、ファミリービジネスから世界的なラグジュアリーブランドに発展する過程で「節目」はいくつかあったが、「危機」を迎えて乗り越えてきたわけではない。その点、グッチは、いわば「波瀾万丈」でストーリーとしても興味深いうえに、伸び悩んでいる他のラグジュアリーブランドはもちろん、日本国内のファッションブランドやブランド力欠如に悩んでいる多くの企業の参考になると思われるからである。
① 第1の危機:創業期
② 第2の危機:再生期
1992年には、売上高が約1億9900万ドルで、営業損失が約2900万ドルを数え、営業利益率はマイナス 15% に及んでいた。しかし、その後経営者・デザイナーが交代し、再びブランド価値を取り戻した。これを如実に表すように、1998年の売上高は1992年の5倍以上にあたる 10 億4200万ドルで、営業利益率は 23% と飛躍的に収益状況も回復させた。
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