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インターネット的 PHP文庫
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ぼく自身、インターネットに文章を書くようになって、あきらかに文体も変わりました。何とか早く伝えたいということを大事にして、文章の完成度を犠牲にするようになったのです。 それがいいことばかりだとは思いません。しかし、半完成のアイデアをとにかくまず投げかけてみて、もっといい考えが出てきたら、書き換えればいいのです。「まだ、ちゃんとまとめられないんだけれど」という 但し書き付きで、どんどん出してしまうことで、実行に移せることも増えていくわけ
しかし、ぼくとしては、インターネット自体よりも、それがもたらす〝インターネット的であること〟に、より可能性を感じています。インターネットは人と人をつなげるだけで、それ自体が何かをつくり出すものではありませんから、豊かなものになっていくかどうかは、それを使う人が何をどう思っているかにかかっているのではないでしょう
インターネットにつながっていない人たちと、ちょっとだけ先につながった人たちが重なる。これを実現させたいと思ってぼくが思い出したのは、〝正直は最大の戦略である〟という言葉です。これは社会心理学者の山岸俊男さんの著書の中にある言葉で、ぼくは非常に救われた思いがしました。もしそうであれば、ぼくが考えていた憧れと現実の社会の仕組みが重なるわけ
インターネットの両端で、人と人が、ちゃんとリンクしている。そこに個人が自分の経験や思いを集めて 紡いできた、いわば「属人的な」情報が、たがいの関係もハッキリしないまま軽やかに集まって
梅棹さんがこれは新しいタイプの文化的職業なんだという意味を込めて「放送人」という命名をしたところから、『情報の文明学』のコンセプトはできてきたのですね。 ぼくが「インターネット」に対して感じたことは、おそれながら当時の梅棹さんの「驚き」に似ているような気がするのです。
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