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レーガン いかにして「アメリカの偶像」となったか (中公新書)
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だ。だが、勝負を決したのは知性や知識ではなく、自信とビジョン、そして表現力だったので
ワシントンでの権力の源泉は肩書きではなく、大統領との接触頻度と距離である。この点で、キッシンジャーやカーター政権のズビグニュー・ブレジンスキーとは大きく異なり、アレンは大統領に直接報告する機会を持たず、オーヴァル・オフィスからも隔てられていた。「アレンのNSCスタッフは、文書を 綴じること以外にはほとんど何もしなかった」と揶揄されている。
「政府は赤ん坊のようなものだ。つまり、一方の端に旺盛な食欲が、他方の端には無責任がくっついた消化管なのだ」
作戦遂行に際して、大統領は必要な兵力数をジョン・ヴェッシー統合参謀本部議長に問い、その答えの実に二倍を投入した。驚くヴェッシー将軍に、レーガンは言い放った。「カーターが九機ではなく一八機のヘリコプターをイランでの人質救出作戦に充てていれば、君は今でも私ではなく彼に報告を上げていただろうさ」。
二度目の討論会で、司会者が年齢はハンディキャップになるかと問うた。「私は政治的目的のために、ライバルの若さや経験不足を利用するつもりはありません」──レーガンの答えに聴衆は爆笑し、モンデールですら苦笑せざるをえなかった。レーガン本人も会心の笑みを浮かべた。以後、この選挙で年齢が問題視されることはなくなった。「私はこの一四語の科白によって大統領当選を確実にした」
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