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結果を出すリーダーはみな非情である
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逆に突出して優秀な人、他の人より飛び抜けて作業スピードの速い人がいても、生産ライン全体の生産性は上がらない。だから、均質的な能力の人を採用し、新卒の給料は全員同じにする。そしてお互いに助け合い、集団としての品質改善運動、生産性向上運動を進めていく。こうして日本の電機産業や自動車産業は世界を席巻した。 これは、日本人が古来からやってきた稲作農業に近い世界だ。田植えや稲刈りを、村人が総出で互いに協力して行う。共同作業の世界では、ここでも最も遅い人が全体の作業ペースを律速する。だから、仕事の速い人が遅い人に手を差し伸べれば、全体の生産性を高める。 ところが、IT業界や投資事業、あるいは弁護士や医者など高度な専門職でもそうだが、知識集約型産業で一番生産性の高い人は、たとえ新卒でも月収100万円に値す...
終わっている人たちを相手にしても仕方がない。
大切にすべきは、多様性を認めることだ。「経済成長の時代が終わった。少子高齢化で国としても老いていく。だからみんな一緒に静かに山を下りようじゃないか」。そういう議論は勘弁してもらいたい。山を下りたければ自己責任で下りてくれ。少なくても将来ある若者たちを巻き込むのはやめてもらいたい、と
論理で片がつかない問題かどうかは、論理的に考え尽くさないとわからない のである。 論理的に突き詰めないで、一足飛びに情緒的判断に傾いてしまうと、おかしなことになる。
そうすれば誰もリストラせずにすみ、仲間から非難されることもない。 論理を突き詰めるより、いきなり情緒的直感に飛び込んでしまったほうが、精神的にははるかに楽 なのだ。それでどうしようもなくなって、会社が倒産してしまう。死なばもろとも、一億玉砕、の世界である。 一時的には楽かもしれないが、情緒的直感で会社を本当に倒産させてしまったら、後々非常に大変なことになる。論理的判断のストレスに耐え抜いて、早めに手を打っていればキズは浅かった、会社をつぶさずにすんだはずだ、という例はいくつもある。
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