Home
My Highlights
Discover
Sign up
Read on Amazon
ルイ・ヴィトンの法則―最強のブランド戦略
www.amazon.co.jp/dp/B009T0B344
Import Your Kindle Highlights to Glasp Today 📚
Top Highlights
ルイ・ヴィトンの意思決定者は単一ではなく、多層構造のようになっている。 あるときは、ベルナール・アルノーの率いる持ち株会社LVMH。イヴ・カルセルなど、各ブランドで現場の指揮に当たる経営者。パトリック・ルイ・ヴィトンを現当主とするルイ・ヴィトン家。そして、デザイナーのマーク・ジェイコブス……。
LVモノグラムやそれに準ずる保守本流ライン、つまり、エピやダミエなどのルイ・ヴィトン職人が発信したラインのアイテムは、そのまま売り続けて定番商品にする施策がとられて、ヴェルニやモノグラム・ミニなどのマーク・ジェイコブスによるファッション寄りのラインは、ファッションらしく山口百恵式引退をさせる施策がとられているように見受けられる。
もっともメゾン志向が高いブランドはエルメスであろう。エルメスジャポンでは、「マーケティング」という部署がないどころか、そもそも概念がないそうだ(長沢伸也編著『老舗ブランド企業の経験価値創造――顧客との出会いのデザインマネジメント』同友館、2006年)。 メゾン志向が高いながらも、マーケティングを駆使しているのがルイ・ヴィトン、そしてシャネルだ。 出自はメゾンブランドであるものの、マーケティング志向がきわめて強いのがグッチとプラダだ。
メゾン志向ブランドは、コレクションラインの高価なものを買えない消費者のために、手を差し伸べるということはしない。「買えないのなら買わなくてよい。当店の顧客に加わっても恥ずかしくないような身分になってから買いに来なさい」という態度を示すだけだ。
キリンビバレッジは同社のメガヒットドリンク「生茶」の類似品「生茶もどき」と対抗して「生茶」の防護壁としての役割も持たせるため、同じチームが「聞茶」を開発した経緯がある(
Share This Book 📚
Ready to highlight and find good content?
Glasp is a social web highlighter that people can highlight and organize quotes and thoughts from the web, and access other like-minded people’s learning.
Start Highlighting