Home
My Highlights
Discover
Sign up
Read on Amazon
われ笑う、ゆえにわれあり (文春文庫)
www.amazon.co.jp/dp/B009DED4E8
Import Your Kindle Highlights to Glasp Today 📚
Top Highlights
以前から書きとめていたものがかなりの量になり、出版をしきりに勧めてくれる人がまわりにいなかったので、自分から出版を交渉した結果がこの本である。事前に何人かの人に読んでもらったところ、「面白くない」と言う者と、「つまらない」と言う者とに意見が分かれた。なお、公平を期すために、「非常にくだらない」という意見もあったことをつけくわえておこう。
本書は、笑っていただくことを目的にしている。もちろん笑いの中から哲学的洞察や金もうけの方法などを読み取っていただくのは大歓迎である。読み取れた場合にはわたしに教えてもらえれば幸いである。
警告しておくが、回し読みや、立ち読みをしても、幸せは訪れないであろう(少なくとも著者には)。その人に万一幸せが訪れても長続きしないであろう。万一幸せが長続きしても最後には死が訪れるであろう。
本書の読み方は簡単である。暗号で書いてあるわけではないから、普通の日本語として読んでいただきたい。ページは若い順に読んでいき、行は右から左に、文字は上から下に読んでいただければよい。なおこの読み方が理解できない人はどういう動機で本書を買ったかを、今後の参考のために御一報いただければ幸いである。
本筋からそれるが、麻薬が禁止されているのは習慣性が強いからだろうか。しかし習慣性なら、水、食物、睡眠、呼吸などの方がはるかに強いはずである。水や呼吸を断ったときの禁断症状は激しく、死にいたることさえあるのである。麻薬が禁止されているのは、たぶん麻薬が有害だからであろう。しかしそれにしてはもっと有害な青酸カリなどの服用が法律で禁止(「青酸カリを致死量服用した者は死刑に処す」など)されていないのはなぜなのだろうか。
Share This Book 📚
Ready to highlight and find good content?
Glasp is a social web highlighter that people can highlight and organize quotes and thoughts from the web, and access other like-minded people’s learning.
Start Highlighting