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発達障害のある子があなたにわかってほしいホントの気持ち あんしん子育てすこやか保育ライブラリーspecial
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とにかく集団に入れてみて、みんなと同じように活動に参加させることは、子どもに混乱を与えます。子どもは大人からの配慮がない中で、状況がわからないまま活動に参加することになります。他の子どもからの働きかけの意図がわからなくて間違えたことを学んだり、活動の意味を理解できなくて場面に関係なく同じことを繰り返し行ったりするかもしれません。それを大人から注意されても、子どもは何を行っているのか活動の意味を十分理解できていないので、どうしていいのかわからなくなります。
この感覚の問題は聴覚だけではなく、視覚、触覚、味覚など、いろいろな感覚で認められます。はっきりした理由がないにもかかわらず子どもに拒否や抵抗がある場合は、その子にとって気になる刺激になっているものがないかを探すことが重要です。
たとえば、子どもが絵本を見ているときに、急に「ごはんだよ」と呼ばれたとします。子どもは、しなければいけないことは理解できています。ただ、「絵本を見たい」という気持ちもあります。ここで、「食事の時間だ」ということと、「もっと絵本を見たい」という気持ちが、こころの中で戦っています。その最中に「早くしなさい」とか、「なにぐずぐずしているの」などの指示的なことばをかけられると、子どもとしては「今やろうと思っていたのに」という気持ちが先行して、逆に行動に移せなかったり、移さなくなることがあります。
ことばがけの仕方としては、やることが理解できていると判断できれば、直接やることを指示するのではなく、「今は何するのかな?」とか、「次は?」とか、「そろそろかな?」など、子ども自身にやることを気づかせることばがけが有効です。
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